パパ嫌い!の言動理由を徹底解析

パパが嫌いなわけではない

子供にパパ嫌いと言われると、父親としては傷ついてしまうかもしれませんが、これは一時的なものであり、心配する必要はありません。
子供の真意としては、パパが嫌いではなく、今はママでないとダメということなのです。

このような時期は、子供が成長する上でも、必要不可欠なことです。
子供はまずは母親のお腹の中におり、生まれて授乳期と乳児期をすごし、このような時間は母親と過ごすことが多いです。
しかし徐々に自我の目覚める2歳頃になると、母親との距離も少しづつ保つようになります。
それでも子供としては、なんとか一体感を保ちながら過ごしたいと考え、これがママでなくては嫌ということに繋がります。

父親が嫌だというわけではないですが、直接言葉で言われると、そうは理解しても辛いものがあります。
辛いからと言って、父親がこの時期を避けていると、子供は今後もパパ嫌いが続く可能性もあり、上手く対処して乗り切らないとなりません。

母親にも協力してもらう

まずは母親に協力してもらい、パパが仕事で夜遅くまで家を離れているときなど、ママが子供にパパの話をしてあげましょう。
お仕事で頑張っている、早く帰ってくるといいね、などとパパが家族のために頑張っていくことを伝えます。
そして母親自身がパパの帰りを楽しみにしていることを伝えます。

子供は無条件に親のことは好きですが、ママと過ごす時間が長いために、どうしても母親よりとなってしまいます。
母親が子供にパパのことを話すことで、家に父親がいない間も、家族と繋がっていることを子供に認識させます。
また、家族を感じさせるような絵本を読んであげると、子供もより家族というものを意識します。

パパにしか出来ない遊びを取り入れる

一番大切なのは、父親が子供と過ごす時間を多く作ることです。
仕事が忙しくて時間の取れないようなときもあるかもしれませんが、休みの日は子供と一緒に出来るだけ遊ぶなどしましょう。
肩車をしたり、ボール遊びをしたりと、父親にしか出来ない遊びを取り入れましょう。
時々、母親抜きでお出かけに行っても構いません。
こうすることで、パパとだとこんな事が出来ると、子供に認識させるのです。

そして子供と接するときは、父親はいくつも平行して行動が出来ないので、他のことはせずに子供に集中します。
育児もママにまかせるばかりでなく、父親の方から積極的に参加してみるようにします。
このときには、子供にパパ嫌いと言われてもめげずに、積極的に子供とコミュニケーションを取り、育児に参加します。
日常の生活の中でパパがいるという環境作りをするようにしていくのです。
パパが育児をしたときは、その時にはママからのありがとうの言葉も忘れないようにします。