共働き家庭の習い事はどうしたらいいの?

無理してまで通わせない

子供のいる家庭では、能力を伸ばそうと習い事に通わせようという家庭も多いでしょう。
ただ、そうなるとお金の問題はなんとかなるとして、子供を送り迎えしないとならなくなります。
仲の良いママ友がいれば、代わりに送ってくれるかもしれませんが、負担をかけるばかりで、毎回というわけにもいきません。
まずは、子供とよく相談して、本当に習い事をしたいのか、子供の気持ちを聞いてみましょう。

・無理して通わせない

苦手を克服させたり個性を伸ばしたいと願って習い事をさせるのは、子供の気持ちを考えないとなりません。
無理に習い事をさせると、その嫌々行なったのが、記憶に染みつき苦手になり嫌いになります。
このために、子供が楽しく出来る習い事を選び、嫌いだったり嫌なら無理してさせる必要はありません。
子供は嫌でもあまりその気持ち表に出さず、親にも言わず、嫌な思いをしながら習い事をすることもありますので、子供の気持ちをよく聞いてあげましょう。

・通わせられる習い事をさせる

習い事に子供が通うとなると、親の送迎は必須です。
ただ共働きなのに、無理に送迎を行なうと、ライフスタイルも変えていかないとならないで大変です。
中には、自宅までバスで送ってくれる、自治体がサポートしているなどの場合もあります。
また、最寄り駅から近く子供が一人で通える場所にする、祖父母に送迎を頼むなどの方法もあります。

・親と子供の時間を考える

共働きだと、親は土日のみ休みということも多いです。
そんな中で、子供に習い事をさせて親の自分が送迎をする、さらには休みとなれば親子で過ごして出かけたりしたい、となると大変です。
あれもこれもとすると時間が足りなくなります。
そこで自分に子供にとって、今は何が大切だろうと考え、何を優先すべきか良く話し合うべきです。

塾や教室の制度を利用する

習い事をさせるならば、その塾や教室によっては、共働きの両親に合わせた制度を用意している場所もあります。
教室で送迎バスを運用しているところや、託児しながら学習出来るプログラムなど様々です。
このようなサービスは、それなりの料金はかかりますが、共働きをしていても、無理なく通わせられるようにと配慮させたサービスです。

また祖父母などと協力してくれる人がいれば、そのような人に送迎を頼んでも良いかもしれません。
タクシー会社でも、一部の地域ですが塾などに送迎してくれるサービスを行なっている会社もあります。
ただ忘れてはならないのは、子供が楽しいと感じるような習い事をさせるべきであり、このようなサービスを利用してまで、子供が嫌と思いながら通わせる必要はありません。
無理に通わせると、家庭の雰囲気も悪くなり、親にも負担になります。