ジーンズの正しい洗い方・干し方

一般的な服飾品と同じ扱いで問題無い

ジーンズは洗濯方法、干し方に多くの注意点があるわけではありません。

そのためジーンズであっても、お尻に取り付けられているタグを確認する、そして洗うだけで何の問題もありません。
つまり、一般的な服飾品のように洗濯表示でありタグを確認して、洗濯表示の内容に従って洗うだけで良いのです。

ジーンズを洗う際の注意点ですが、表と裏を逆にしたまま洗わないようにしましょう。
ジーンズはシミなどが見えづらい代わりに、シワが発生しやすいという短所があります。

なので、ジーンズを洗う際はくしゃくしゃの状態にして、洗濯機に放り込まないようにしましょう。
それとポケットの中に手を入れて、レシート、ハンカチなどが入ったままではないか確認します。

ジーンズのポケットは底が深いため、このようなものが入っていても、簡単に見つけることができません。
なので、このようなことにも注意したほうが良いのです。

ジーンズは陰干しが重要

洗濯する時は、表と裏を逆にしたままは良くないと言いましたが、陰干しをする際は表と裏を逆にしたほうが良いです。

というのも、ジーンズは表より裏に皮脂、汗などが付着してしまうからです。
しっかりとジーンズを洗っているはずなのに、いつの間にか臭いがきつくなったジーンズがある場合、このような問題を疑ったほうが良いでしょう。

これは洗わずに放置されているジーンズにも言えることです。
また、どうして陰干しをするのかという理由ですが、陰干しのほうが体臭といった臭いを緩和できるからです。

陰干しのテクニックとなりますが、ただ干すのではなく消臭スプレーも使用するようにしましょう。
長く着用されていないジーンズであっても、部屋の臭い、食べ物の臭い、ペットを飼われている場合はペットの臭いが付着することがあり、これらの臭いは簡単に落とせないこともあります。

消臭スプレーの凄いところは、時間にして10~30分ほどで消臭効果を実感できるところでしょう。
また、何度も吹きかけると消臭スプレーの効果がアップします。

ですがジーンズが変色してしまう原因でもあるので、消臭スプレーは陰干しごとに2、3回を目安にして吹きかけるようにしましょう。
消臭スプレーの注意点となりますが、臭い付きのものを使用したいという場合は、柑橘系の臭いを避けるようにしてください。

というのも、ジーンズに柑橘系の消臭スプレーを使用すると、中々落ちない汗、皮脂などの臭いと合体して、なんとも言えない臭いになってしまうこともあるからです。
このようなことも知っていると、洗わない場合のケアも上手にできるようになるでしょう。

その他の注意点として、ジーンズを布団叩きのようなもので叩く必要はありません。
繊維が傷んでしまうこともあるので注意してください。