トイレ

しつけ最初の難関!トイレトレーニングを成功させる秘訣

トイレトレーニングの基本

トイレトレーニングは、おむつがとれる時期である2歳後半くらいにすることが多いしつけの一つです。

子供が自分でトイレに行けるようになってくれると親の手間もかなり軽くなるのでできるだけ早くにマスターしてもらいたいと思うところですが、なかなかどうして成功をさせるまでの道のりは楽なものではありません。

一般的なトイレトレーニングの方法としては、まず2歳後半くらいになってきた頃に合わせておまるを用意してそこで用を足すようにに促していきます。

いきなりトイレに座らせるという方法もありますが、自宅内のトイレが一つしかない場合にはそこが塞がれると困ることもあるので、最初の時間がかかる頃には専用のおまるがあった方がよいかもしれません。

トイレトレーニングを始めるための最低条件として「自分で歩いてトイレに行けること」と「親と会話でコミュニケーションがとれること」です。

おむつがはずれるまでの時間は個人差が大きく、3歳前に取れてしまう子もいれば6歳近くまでなんやかんやでおむつが必要ということもあります。

周囲が自分のこどもよりも早くとれたということを知るとどうしても焦ってしまいますが、トイレトレーニングは子供が焦るほど失敗しがちになってしまうので、自分のペースを守ってさせてあげるようにしましょう。

失敗をしても怒らずに粘り強く付き合うこと

トイレトレーニングが難しいのが、失敗をしてしまったときに親がつい叱責をしてしまいがちになるということです。

トイレに行こうとして途中でもらしてしまったり、オムツがあるかのようにパンツにそのまましてしまったときなどは、親が都度その場所を清掃しなければいけないので何度か続いてくるとイライラから感情的になってしまいがちです。

ですが厳しく怒られるほど子供は萎縮をしてしまうのでますます失敗がしやすくなっていってしまうのです。
コツとしては失敗をしても怒らないことと、成功をしたらとにかく大げさすぎるくらいに褒めるということです。

またトイレの形のおもちゃを買ったり、好きなキャラクターをトイレの中に飾ったりしてトイレに行くということ自体を嫌がらずできるようにしていく環境づくりも大切です。

いきなりトイレでさせるのではなく、尿意や便意が直接的にない時でも定期的にトイレに座るようにすることで自然に習慣として身に付けることができます。
最初はちょっとだけでも出せるように、粘り強く付き合ってあげてください。

トイレトレーニングが将来の生育に与える影響

最後に豆知識として覚えておいてもらいたいのが、子供のときのトイレトレーニングは将来のその子の金銭感覚に大きな影響を与えることになってしまうということです。

一般的な傾向ですが、トイレトレーニングを非常に厳しく行ってきた家庭の子というのは将来金銭的にケチになることがあります。
これは貯めて出すというサイクルを過度に締め付けられた結果ではないかといいます。

逆に適度に尿意や便意があったときに自然に出せるような環境が作られていると、将来的にお金の使い方のうまい人になれるといいます。
もともとの子供の性格もありますが、そうしたところから将来の様子を予想するのもちょっとした楽しみと言えるかもしれません。