迷子

子ども用ハーネスは積極的に利用したい

小さな子どもの飛び出し防止に使われる子ども用ハーネス。
最近はリュックタイプのかわいいデザインも増えてきています。
一方、見慣れない人にとっては「ペットみたい」「手をつなげればいい」と否定的な意見も多く聞かれるのも事実。
私も実際、子育てをするまでは印象のいいものではありませんでした。
しかし、実際は常に気を張っていても一瞬でも目を離したスキにどこかに行ってしまいます。
一人でも大変なのに、双子だったらハーネスがなければ見きれません。
子どもに何かあったらを考えると安全には代えられないと思います。

アメリカやヨーロッパでは一般的

アメリカやヨーロッパでは子ども用ハーネスは一般的です。
中には日本のような批判もあるようですが、子育てをする当事者や専門家からハーネスは「子どもの安全を守るため」ということが繰り返し指摘されています。
海外では誘拐や連れ去りが珍しくありません。
事件から子どもを守る意味でもハーネスが普及しているのです。

子ども用ハーネスの正しい使い方

否定的な意見は犬の散歩のように見えることに違和感を覚えるためなので、正しい使い方をしましょう。
ハーネスのひもは長く伸ばしていると危険なので、短く持つようにしてください。
ハーネスをだらんと伸ばすのではなく、手元にリードをまとめて手をつなぐようにします。
ひもを強く引っ張ると転んでしまい、頭を打ってしまう恐れがあるので注意しましょう。
ハンドベルトタイプのハーネスだとひもがたるまないので邪魔になりませんよ。

子ども自身もひもに絡まって転ぶ可能性があるので、ハーネスをつけているから安心とはなりません。
親が常に注意深く見守る必要があることには変わりないのですから。
今では義務化され一般的になったチャイルドシートも、当初は評判がよくなかったものです。
しかし、今では事故に巻き込まれた場合を考えると必要という認識が広まっています。
子ども用ハーネスを正しく使って、世の中の偏見が少しでもなくなればと思います。