
子供のお手伝いは年齢によって任せることを変えよう!
子供にもお手伝いをさせましょう
子供がある程度大きくなってきたなら家事などの家庭内の仕事を担当させる機会を持つようにしたいところです。
子供の家事参加は即戦力としてというよりも、子供の教育面で多大な効果が得られます。
お手伝いを子供にさせることによって得られる効果としては、まず家族の一員としての自覚を持たせることができるとともに、相手のことを思いやって行うということを自然に学ぶことができるということがあります。
子供の時にできるお手伝いとしてはまずは自室のお片づけや食事の時の食器並べ、簡単な清掃といったことになるでしょう。
そうした自分のことだけでなく家族のためにすべき行動を担当させることで、相手からの感謝を得られる喜びを知ったり、自分の気が効いた行動で相手をよい気分にさせることができるという対人間の関わりを学ぶことができます。
今時の両親の中には「子供は勉強をするのが仕事なんだからお手伝いはしなくてもよい」と全く家事参加をさせないところもあるようですが、それは教育面では全く逆効果です。
より多くの経験をさせ、義務を遂行させるということから得られる効果は勉強の数倍にも数百倍にもなるものなので、勉強や部活が忙しいということを言い訳にせずどんどん家事を任せるようにしてあげてください。
親と一緒に行う家事は一生の記憶に残ります
子供が小学校低学年くらいになってきたら、かなり家事もできる範囲が広くなってきます。
未就学児くらいまでなら掃除といってもせいぜいおもちゃ箱への収納とワイパーやモップがけくらいがせいぜいですが、小学校に入って学校で掃除をするようになるとホウキやちりとり、掃除機なども上手に使えるようになります。
また水場の清掃などスポンジを使う仕事もできるので、お風呂掃除などを本人の担当にするのがよいでしょう。
ただしこのとき気をつけたいのがいきなり本人にだけ任せるのではなく、最初は親が一緒になってやり方を教えてあげるようにするということです。
中でも料理のような難しいスキルが求められる項目については、一緒に行うことで改めて親のすごさを知るきっかけになるとともに、教えてもらいながらできるようになった作業としてその後長く記憶に残ることになるからです。
子供の時期というのは非常に多感で、また教えたことやそこで起こったことを詳細に記憶するものです。
親子としての思い出作りの一つとして一緒の家事をぜひ体験してみてください。