
今と昔では子育ても全然違う!ママたちが抱えるジレンマについて
常に時代とともに変わるのが子育て論
結婚をする目的の一つが子供を持つことですが、今の時代子供を育てていくということはとても難しいものです。
子育て論というものは健康法と同じように短期間でコロコロと変化をしていきやすいものであるということがその理由の一つであり、自分の親世代の人たちとの意見の衝突で神経をすり減らしてしまうということも非常によくあります。
わかりやすい例を一つ挙げると赤ちゃんに対して行うだっこについてで、年配世代の人は赤ちゃんが泣いた時にすぐに抱き上げると「抱き癖」がついてわがままな子供に育つとしてよく思わないことがあります。
ですが現在では赤ちゃんの時に泣いても抱っこをしないということを日常的に行っていくと、それが子供の自尊心をそぐことになり、自分の意志と持たない周囲の様子ばかりを伺う性格になってしまう可能性が高いというふうに言われています。
そのため今時のお母さんたちは泣き出した子供を抱き上げるたびに親の世代の人から冷たい目で見られながら子供に愛情を注ぐことになってしまいます。
他にも「授乳はがまんさせて決まった時間だけにするのがよい」「離乳食は大人が噛み砕いたものを子供に与えるのがよい」といった現在ではびっくりするような方法が年配世代にとっては常識になっていたりするので、細かい部分で指摘を受けるストレスは相当なものです。
価値観の違う親世代とうまくやっていくためには
こうした子育てに関する価値観の違いがより深刻になるのが、仕事などの都合でどうしても預けないといけないような状況になる場合です。
思うような保育園への入園ができなかった場合にはどうしても周囲にいる両親や義両親に子供のことをお願いしなければいけませんが、そこで大きな子育てへの価値観の違いがあるとおちおち子供を任せることができません。
そこで自治体の中にはそうした「昔の常識」は今と違っているということを教えるための冊子を配布したりセミナーを開いていたりします。
母子手帳ならぬ「祖父母手帳」といったものを配布することもあり、異なる世代での子育てについてのギャップを埋めるための活動が開始されています。
特に義両親が相手の場合には面と向かって間違いを否定しづらかったりしますので、夫婦協力して子育てへの方針を理解してもらえるようにしていきましょう。