シーツを洗う頻度と洗い方について
シーツの洗濯で知っておくべきこと
人は寝ている際に約200mlの汗をかくと言われているため、自然とシーツは汚れやすくなっていきます。
シーツの洗濯を行う際は、このような汚れやすさを知っておくことも大事です。
というのも、シーツを洗濯する頻度は、最低でも1週間に1回と言われているからです。
見た目は汚れていないから、と1週間以上空けてシーツの洗濯を行っている人もいるのですが、これはあまりお勧めできません。
なぜシーツをこまめに洗わないといけないのかというと、それはカビ、菌が増殖してしまうからです。
増殖してしまうと皮膚に痒みが生じる、布団全体が汚れてしまうため、こまめにシーツを洗うことは重要と言えます。
シーツの洗い方についてですが、基本的に寝汗、皮脂の汚れを意識してシーツを洗うようにしましょう。
用意するものは粉洗剤、酸素系漂白剤となりますが、これらが一体となっている洗剤を使用されても問題ありません。
酸素系漂白剤も用いる理由ですが、それは洗い終わった後に白いシーツの白い部分が目立つようになるからです。
洗濯を行って良かったという気分になりますし、シーツを使用する方の気分も良くなります。
シーツの洗濯方法ですが、洗濯機の設定は服飾品の設定と同じでも問題ありません。
40度のお湯を使用して粉洗剤を溶かして、後は、服飾品の設定、もしくはお布団の設定で自動洗いをスタートさせましょう。
シーツを洗う際に重要となるのは、丸めて洗濯機に放り込まないようにすることです。
このような雑な対応を取ってしまうと、シーツがしわくちゃになるため、乾燥後もパリッとした見た目になりませんし、アイロンがけの時間が長くなってしまうだけなのです。
様々な注意点が存在する
シーツの洗濯頻度は1週間に1回と言いましたが、シミが目立つようになっている場合は、この限りではありません。
シミというのは時間を置くほどに汚れが横に拡がっていくため、すぐにでもシーツを洗濯するようにしましょう。
その際の注意点ですが、安易に粉洗剤、酸素系漂白剤を使用しないようにします。
これはシーツに対して柔軟剤、洗濯のりを使用するのは当然と思ってしまうケースが該当します。
このような方法でもシーツの汚れを落とせるのですが、柔軟剤、洗濯のりを使ってしまうと、かえって吸水性が落ちてしまうこともあるのです。
シーツは汗、皮脂を吸水、吸着するためのものなので、シーツの品質を下げたくないという場合は、安易にこれらのものを使用しないようにしましょう。
それと洋服のようにシミ抜きを行う必要はなく、そのままシーツを洗濯機の中に入れて、粉洗剤、酸素系漂白剤も次いで入れるだけで、シーツのシミ抜きを終えることが可能です。