
水筒をキレイに洗うには
毎日誰かが使う水筒。いつもきれいに洗っているはずですが、ちゃんと洗えているか不安になりますよね。
よくみると底には茶渋汚れが残っていたということはよくあることです。ストローも手洗いだとなかなかキレイになりません。
飲み物が入ったままにしておくと、入れていた飲み物のニオイがつき、カビの原因になります。
お茶を入れていると茶渋がついて茶色く汚れることがありますよね。
茶渋自体に影響はありませんが、放置していると茶渋が原因になって雑菌が繁殖する可能性もあるので、キレイに落としたいところです。
水だけしか入れていない場合でも、水に含まれるミネラル(カルシウムや鉄分)によりざらつき汚れが付着することもあります。
そんな洗いづらい水筒ですが、コツを掴めばキレイに洗えます。
水筒の正しい洗い方
水筒を使ったら、その日で洗うようにしましょう。
水筒本体は、柄の長い専用ブラシに食器用洗剤を2~3滴つけて洗います。専用ブラシがない場合は、菜ばしにスポンジをはさんで洗う方法もあります。
蓋は溝が深くて汚れがたまりやすいので、ゴムやパッキンは外して、柔らかめのスポンジで丁寧に洗いましょう。
水筒を洗ったらしっかり乾かしてから収納します。濡れたまま収納するとカビや雑菌が繁殖する原因なので、注意しましょう。
気になる汚れの落とし方
次に、こびりついた茶渋など汚れが気になるときの洗い方について紹介します。
ステンレスボトルについた茶渋の落とし方
ステンレス製の水筒についた茶渋は、重曹か酵素系漂白剤を使ったつけ置き洗いがおすすめです。
40~50度のお湯に重曹か酵素系漂白剤を溶かします。このお湯を水筒に注ぎ30分ほどつけ置き。
外側のコーティングが剥がれる恐れがあるので、水筒丸ごとをつけ置きしないようにしてください。
酵素系漂白剤を使う場合は、蓋をすると内圧が上がり、蓋が吹き飛び破損する恐れがあるので、蓋は閉めないように。
時間になったらぬるま湯でしっかりすすぎ、洗剤を洗い流します。ぬるつきが取れて、しっかり乾燥できれば完了です。
水垢の落とし方
水筒の底や内部にある白いぶつぶつは水垢です。
水垢に身体への影響はありませんが、放置すると固まって落としにくくなります。見つけたらすぐに取るようにしましょう。
水垢はクエン酸でつけ置きすると落としやすいです。
40~50度のお湯1Lに対し、大さじ1/2~1のクエン酸を入れ、良く溶かします。
溶かしたクエン酸を水筒に入れて2時間ほどつけ置きし、つけ置き後は食器用洗剤で洗います。